ヴィンチェンツォ・ニバリ選手とはどんな選手?どんなバイクに乗っているの?
10月16日から二日間、来日していたバーレーン・メリダのヴィンチェンツォ・ニーバリ。
今回の来日では、先日のブエルタでアシストを務めた弟のアントニオ・ニーバリも同行していました。
MERIDA のホームページで特集しています! 来日イベント報告
今回は兄のヴィンチェンツォ・ニーバリ選手についてと、ニーバリ選手が2017年のレースで使用していたロードバイクについて詳しくご紹介します。
ニバリ選手はどんなタイプの選手なの?
自転車競技では、平坦スプリントを得意とするスプリンター、登りが得意なクライマー、TTが得意なクロノマン、スプリントもできてある程度登りもこなせるパンチャー、単独走に優れたルーラー、登りも平坦も速いオールラウンダーなど、脚質によってある程度選手を分類しています。
ニバリ選手は、このカテゴリで分けると、クライマーとルーラーの複合タイプ、もしくはオールラウンダーにあたり、登りはツール・ド・フランス4勝のフルームと同じレベル、タイムトライアルについてもグランツールなら大抵一桁順位でこなします。
グランツールの総合優勝を狙う選手には、TTが速いタイプ(デュムラン)登りが速いタイプ(キンタナ)何でも速いタイプ(フルーム)がいますが、ニバリはこの分類ならフルームと同じく、どこでも速いタイプです。
ただ、フルームは長時間高出力でペースを刻む走りを得意としていますが、ニバリはどちらかというとアタックで一気に出力を上げて後続を引き離す走りを得意としています。
ニバリ選手の過去の実績
グランツールというと、どうしてもツール・ド・フランスで4勝をあげているフルームが目に付きますが、グランツール全体での成績を見てみると、ニバリも相当な成績を上げています。
グランツールの総合優勝回数は、
- ジロ・デ・イタリア2勝
- ツール・ド・フランス1勝
- ブエルタ・ア・エスパーニャ1勝
計4勝。
フルームがツール・ド・フランス4勝、ブエルタ・ア・エスパーニャ1勝の計5勝
ですので、現役選手としては間違い無く最強の一角といえます。
ちなみに、2017年現在、グランツール全てで勝利している現役選手はニバリだけ、グランツール全制覇は、歴代でも6人しか達成していない偉業です。
ニバリ選手の乗っているバイクは?
さて、そんなニバリ選手がグランツールで愛用しているのがSCULTURAです。
軽量でバランスが良く、ヒルクライムから平坦までこなせるオールラウンドなバイク。
軽量と言うことでちょっと剛性が気になるかも知れませんが、ペダルにいくら力をかけても全くフレームがしなる感覚はありません。
特に登りでは、シッティングでもダンシングでも思った通りに加速していくので、斜度によっては平坦を走っているような加速が味わえます。
メリダでは、このスクルトゥーラのバーレーン・メリダモデルも販売しており、完成車はコンポーネントにShimano DURA-ACE Di2 R9100を搭載。
ホイールにはフルクラムのカーボンホイールが搭載され、110万円となっています。
スクルトゥーラTEAMは、完成車以外にフレーム単体での販売も行っており、こちらはなんと299,000円。
この価格で実際にプロ選手が使用しているフレームを手に入れることができるので、オールラウンドに使える高性能なバイクをお探しの方におすすめです。
もちろん、ヒルクライム性能も折り紙付きですので、ヒルクライムレース用に戦闘力のあるロードバイクをお探しの方も、こちらのスクルトゥーラTEAMを試してみてはいかがでしょうか?
ちなみにですが、コンポーネントは電動と機械式の両方に対応できる設計となっていますので、お手持ちの機材の流用も可能です。
スクルトゥーラTEAMの詳しい性能や、乗り心地についてもっと知りたいという方は、こちらの記事で詳しくご紹介していますので、是非ご覧ください。
■メリダ スクルトゥーラTEAM-E の価格・性能など情報まとめ!(MERIDA SCULTURA TEAM-E)
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