メリダ スクルトゥーラ4100 の価格・性能など情報まとめ!(MERIDA SCULTURA
ブエルタ・ア・エスパーニャ2017も終わり、総合、ポイント賞、複合賞の3つをチームスカイのクリス・フルームが獲得するという結果に終わりました。
総合2位にはバーレーンメリダのヴィンツェンツォ・ニーバリがランクイン、フルームの強さが目立つここ数年のグランツールですが、ニバリも出場したレースではほぼ全て総合表彰台に登っており、今大会でも強さを見せています。
第20ステージでは、前日の落車によって肋骨を痛めたため、本来の力を発揮することができずフルームから遅れてしまいましたが、万全の状態ならどのような勝負となっていたのでしょうか。
さて、サイクルロードレースを見ていると、男子選手、女子選手のどちらも身長がある程度高く、小さいといわれている選手でも160cm台後半あったりします。
そのため、市販されている完成車やフレームについても大体身長160cmが最低ラインのものが多く、それ以下の身長の方は選択肢が少ないのが実情です。
MERIDAでは、女性や子供などの身長が小さな方向けに小サイズのロードバイクを販売しています。
今回ご紹介するのは、MERIDAの小柄なレーサー向け製品の新モデル、スクルトゥーラ4100です。
スクルトゥーラ4100の特徴は?
スクルトゥーラ4100の最大の特徴は、ただフレームサイズを縮小しただけでは無いということです。
ロードバイクの場合、ホイールサイズにも規定があり、公式戦なら700c、場合によっては650cのホイールを使用しなければいけません。
そのため、フレームサイズを小柄な方向けに小さくしただけでは、ホイールとライダーの体が干渉してしまい、コーナーなどで脚が引っかかってしまうことがあります。
こちらのスクルトゥーラ4100は、このようなコーナーリング時のトラブルを防止するためにフレームを独自に設計しており、小柄な方でも安心してタイトなコーナーを攻めることが可能となっているのです。
また、フレームサイズ以外にもステムやクランクの長さも考慮されているため、ポジションを取りやすいのも魅力といえます。
ただ、このような小サイズのロードバイクの場合、どうしてもフレームの前三角部分が小さくなってしまうため、ボトルの出し入れが難しくなってしまったり、ボトルが1本しかセットできなかったりといった問題もあります。
ボトルを追加したいという場合は、サドルに取り付けるタイプのボトルホルダーを取り付ければ小さなフレームでも楽にボトルの出し入れができるようになりますので、気になるという方は追加しておくと良いでしょう。
ボトルホルダーの問題以外にも、もう一点注意しておかなければいけないことがあります。
小型フレームの場合、フレームを構成する各カーボンパイプの長さが短くなるため、ノーマルサイズのフレームに比べてしなりが少なくなり、剛性が高くなり易くなるのです。
そのため、体重の軽さと相まって路面状況が悪い場所を走行すると、体への負担が大きくなることが考えられます。
振動についてはホイールやタイヤ、ハンドル、シートポストなどを柔らかいものに交換すれば対処可能ですので、お悩みの方は1度ご相談ください。
スクルトゥーラ4100のスペック
小柄な方向けの専用設計、カーボンフレーム、そしてコンポーネントにはシマノの105が使われていますが、完成車価格は定価が199,000円と比較的お手頃な価格です。
初心者の方が最初の1台として試しに購入する場合は少し高めに感じるかもしれませんが、ポジションの合わないロードバイクに無理矢理乗るより体に合ったロードバイクに乗った方が、体への負担は間違い無く少なくなります。
小柄でなかなか合うサイズのロードバイクが無いという方は、是非こちらのスクルトゥーラ4100を試してみてはいかがでしょうか?
当店では、現在MERIDAの2018年モデルの予約を受け付けております。
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