メリダ リアクトDISC7000-E の価格・性能など情報まとめ!(MERIDA REACTO7000-E)
2017年から、UCIの規定が変わり、レースでもディスクブレーキが使用できるようになりました。
シクロクロスでも数年前からディスクブレーキが使用できるようになっていましたが、サイクルロードレースでもディスクブレーキが使えるようになり、今年のツールドフランスでも選手の使用するバイクに大きな変化が起こっています。
今回ご紹介するのは、MERIDAの2018年モデルから、お手頃なディスクブレーキ搭載モデル、リアクトDISC7000-Eです。
カーボンフレームにShimanoアルテグラDi2を搭載し、ディスクブレーキに対応したこちらのモデル、2017年モデルと比べてどのような違いがあるのでしょうか?
リアクトDISC7000-Eの特徴とは?
まず大きな違いはディスクブレーキへの対応です。
今までのサイクルロードレースでは、規定上キャリパーブレーキが使われていましたが、制動力などの面からディスクブレーキの使用が認められたため、2017年からディスクブレーキがレースで使用できるようになりました。
ディスクブレーキはホイールのハブ部分に金属製のディスクを設置し、このディスクをキャリパーで挟み込むことでバイクのスピードをコントロールするブレーキですが、高速回転する金属板がむき出しになっていることから、落車時の怪我や、摩擦によって加熱されたディスクによるやけどの不安があり、なかなか認められませんでした。
実のところ、落車時にディスクが高速回転していても簡単に素手で回転が止められますし、熱についても平坦ではそれほど加熱されないこともわかったため、安全性に問題は無いということがわかっています。
ディスクブレーキは雨でもブレーキの反応が良く、軽い力で十分な制動力を出すことができるため、レースでの利用だけで無く、ロングライドでも握力への負担を減らすことができるのが魅力。
こちらのリアクトDISC7000-Eは上級者向けのモデルになりますが、新しく設計された空気抵抗の少ないフレームと、直進安定性の高さ、加速の良さ、ブレーキの扱いやすさから、レース以外の用途でも快適に走行することができるでしょう。
また、シートポスト内にDi2のバッテリーが内蔵できるように作られているため、バッテリーを外付けする場合に比べて空気抵抗がより軽減されるのも特徴です。
ホイールにフルクラムのエアロホイールが採用されているのも注目したいポイント。
さらにフルクラムのホイールといえば、空気抵抗が少ない平面スポークが特徴。
リアクトDISC7000-Eに搭載されているホイールも、この平面スポークが使用されているため、フレームからホイールまで全ての面で空気抵抗が軽減されています。
リアクトDISC7000-Eの価格はどれぐらい?
リアクトDISK7000-Eの販売予定価格は、完成車で約50万円です。
ロードバイクとしてはやや高めの価格帯になりますが、アルテグラDi2やフルクラム製ホイール、フレームにはディスクブレーキの加熱を防ぐ冷却フィンまで搭載されているので、お買い得といえるでしょう。
フレームやフォークの素材はもちろんカーボンが使われていますので、高級カーボンフレームに電動コンポーネントとディスク対応ホイールがセットになってこの価格というのはコストパフォーマンスの面から見ても十分だといえます。
レースからロングライドまで1台でこなせ、ディスクブレークの高い制動性とコントロール性を兼ね備えたこちらのリアクトDISC7000-E。
初心者向けのロードバイクから上位モデルに買い換えたいという方や、これからレースをはじめてみたいという方、電動コンポーネントを使いたいという方におすすめのモデルです。
当店では、現在MERIDAの2018年モデルの予約を受け付けております。
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